さばのぬいぐるみの魅せる日記

サラリーマンのビタミンC的なブログだよ!抱きしめてくれ

ペアーズダブルヘッダー ~双頭の魔物~

2019/12/17、その日の俺は売れっ子である。

 

お昼からは根暗サブカル、夜からは推定ぶさいくと、なんの魅力もない二人と食事に行く予定である。

話題の提供のために出会い系を使う。

しかしそんな俺が自分で嫌いになれない。

 

 当日、13時に新宿で待ち合わせをしており、お昼からりんご飴専門店という糖尿病まっしぐらのお店に行くことになっていた。

 

正直、お肉の舌になっていた僕としては、「タンパク質が足りねぇ・・・」刃牙に出てきた自衛隊並のストイックさであったが、メスサブカルのタンパク質を補給してやるんだ、みたいな謎のガッツで寒い中新宿へと向かう。

そう、ひたすらにかっこいいのが僕の特徴である。

 

13時新宿駅に到着。

どうやら向こうも着いたとのことなので、電話をかけて無事対面。

予想通り顔面偏差値40台の底辺私立大である。

第一印象としては関東学院大学

よく言えばアジアンカンフージェネレーションである。

 

〈スペック〉

サブカル:眼鏡、下の上、変におしゃれでなんかむかつく

僕:人からはよくムカつかれる

 

 

〈やり取り〉

「あーサブカルさんどうも~、写真ないから僕のことわからなかったですよね。ドキドキさせてごめんね~」、なんとも気持ち悪いセリフである。

 

本来ならば、「本当は気が付いていたけど、遠くから監視してました!」くらいのことを言ってやりたいのであるが、相手がマジで緊張していたので、軽い挨拶を行うのがセオリーなのだ。

そもそも俺に緊張するくらいなので、鳥羽一郎を見たらおそらくショックで死ぬと思う。緊張ほぐすの面倒なんだよな。

 

店までの道のりも、ぎこちない会話をしつつ、常に気を使って歩くので、ストレスでぶん殴ったろうかと思った。

 

店に着くと、なんともおしゃれで統一感のある狭い豚小屋みたいな内装で、

「軽くボヤが起きただけでよく燃えそうな材質のソファだな・・・」なんて印象を持った。

ファーストインプレッションでここにはもう行かないと思わせるには充分である。

 

店内に着くや否や、よく燃えそうなソファ席に案内されて二人で座る。

よく沈むソファですごく腰が悪くなりそうだった。

「都営浅草線の座席を見習え!!!」と言いたかったけど、それは心の中で留め、暇さえあればソファを揉んどいた

 

二人でそんなに魅力的でもないりんご飴とゆず茶を購入し、サブカル攻略を行う。

 

趣味、仕事、生活、学生時代、など適当に話しているうちに一つ気が付いたことがある。

 

俺のコートが臭いのだ。

 

最初は、独特な内装の豚小屋なので、店内にセンスのないアロマを焚いているのかと思ったのだが、どうやら俺の服の可能性が高いのだ。お店へのストレスが一瞬にして消えた。

 

―ストレス解消のコツは原因の根本を解決させることである。

 

その後、俺の帰りたいという持ちと比例し、サブカルのテンションは徐々に上がっていった。

俺が完全に帰りたくなったころ辺りにサブカルのテンションは最高潮、するとものすごく話しかけてくるようになってきて若干うざかった。

 

その時、一つの事実にたどり着く。

当初は、店内や俺の服などのにおいと仮説を立てていた異臭であるが、彼女の口臭であることが判明した。

冷静を装うも、自分の中にストレスが沸き上がるのを感じることができた。

 

バンプオブチキンよろしく、気が付いてからは早かった。

近距離での戦いでは勝ち目がないと悟った僕は、「もうお店も長くいるし、そろそろ出よっか。」と体中の血管をむき出しにしながら割り勘で店を出ることにした。

 

―ストレスの根本を断つには、彼女の命を絶つしかない。

 

なにも口の中に豚小屋を持つ人類と会ったのは初めてなので、そんな暴論に出たわけではない。匂いが普通に獣なのだ。

 

その後は、この後の予定を聞かれたので、「帰って寝る」みたいな解散を示唆した発言を行うも、クサブカルタワレコ行きたいとか言い出した。

 

我が肉体は解散を望んでいるのにも関わらず、笑いを欲するもう一人の僕が、ここは断らないほうがおもしろい、そう囁くのである。

 

「とりあえず一時間だけだから、タワレコごめんっっ」て感情を持ちつつ、地獄のクチガ徘徊タイムが始まった。

 

そもそも僕は音楽に疎いうえに、買い物が好きでない、

バンプオブチキンよろしく、それはもう・・・泣きそうなくらいだったと思う。

 

ということで、むこうはなぜか乗り気であったが、

13時から17時までの濃密な時間を過ぎすことができた。

いいにおいしろよマジで。

 

その後、19時から秋葉原で別の約束があったのだが、

普通に予想通りのブスで、疲れたからただ機械的に食事だけして終わった。

 

本当に疲れたのだ。しょうがないのだ。

 

〈一応スペック〉

相手:なんか白いブス

僕:ブス

 

 

〈後日〉

両方からなんか好意を感じる連絡が来た。

やはり人気のない人はデートに飢えているのだろうか。

というか白い方のブスは露骨に力抜いたのだが、こいつはどれだけ人気ないんだ。

 

ブスとの接触により、「こんな僕にも需要があるんだ」という謎の安心感と同時に、

「僕の価値はこいつらに比肩しうる程度のものなのでは」、という不安が浮かび上がる。むしろその不安が脳裏から離れない。

その後、無事に白豚は無視して、なぜか口が豚小屋のほうとは連絡を取っている。

なんで連絡を取っているのだろう。パクチーみたいな感じなのか。

 

〈結果〉

余は、こいつをどうしたいというのだ・・・

 

≪口から変なにおいのする女の子を紹介してほしい人募集中≫

 

 

 

 

 

 

 

 

〈後日〉

ラインで何の映画を見たいかと聞かれた。

面倒だったので、「全部」と答えたら、5個くらい見たい映画の候補が送られてきた。

 

お前と見たい映画などない、取り急ぎにおいを抑えてくれ。

ペアーズ ゲームギャル編

12月15日、その日、19時に食事の約束をしている。

 

相手の事前情報としては、

ゲーム好き、29歳、眼科の受付」といったしょうもない人間である。

そもそも眼科がゲームしちゃダメだろ。

休みの日はひたすら緑でも見てろ。

 

ただ、そんなしょうもない女の子でも、

写真を見る限り、わりと美形かつOPPがでかいのだ。

しょうもあるやん!!!!!!

 

一方そんな僕はというと、

ゲート(肛門)好き、精神年齢が8歳、社内ニート」といった個性的な人間である。

・・・ほぼ同条件である。

 

 

 <待ち合わせ>

 

待ち合わせは横浜駅である。

 

駅の構内で待ち合わせなので、結構わかりにくい。

したがって、駅に到着と同時に電話。

 

ぼく「今ドトールの近く!どのへん?」

 

OPP「あ、わかったかも、緑の帽子かぶってる?」

 

と返事が来た。

 

「いまどきルイージでもそんな色の帽子躊躇するよ」、という低レベルのツッコみをしようかと思ったら、緑の帽子をかぶっている人が完全に中国人観光客で笑いそうになった。こいつセンスあるかも。

 

まあなんやかんやあって、無事会うことができた。

 

印象としては、普通にまあまあの顔で、ランクで言えば中の上といえる。

いわば、「ふーん、えーんちゃう」レベルである。

もちろんぼくのTPPはバッキバキである。

 

軽く話しながらお店に到着。

なんだかギャルっぽいな、という不安に俺の生存本能が帰宅を促すものの、”社会人としてエスケープだけはしてはならない”、そんな自分の中の紳士が俺を留める。

 

―社会人としてのレベルが非常に高い。

思えば、どこに出しても恥ずかしくないりっぱな大人に成長したものである。

 

そんなりっぱな大人と、ゲームギャルとの戦いが今始まるのだ。

 ※過去に待ち合わせで化け物と遭遇して逃げたことはあるけどあれは生存本能だからノーカン。

 

<スペック>

 

相手:ギャル、童貞をバカにしてそう

僕:童貞にバカにされてそう

 

 

<おしょくじ>

 

 

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俺たち人間は何匹もの家畜の犠牲のもとにここに立っているのだ


 食事場所は、ラム肉の鍋の専門店的な場所である。

 

まずは、店員さんの説明を必死こいて聞こうとした。

ラム肉というトリッキーな食べ物を食べることになるので、後でお腹を壊して保健所にこの店を通報することになるのは避けたいのだ。慈悲深えか?

 

しかしいかんせん店員さんの話がつまんなすぎて全く入ってこなかった。

※笑いどころが一つもない

 

 テーブルには、牛タンとラム肉、そしてなぜかわたあめが用意されており、よくわかんないけどファーストわたあめっぽいと思ったので、軽く指でちぎって食べた。

 

するとゲームギャルも俺に続いてちぎって食べたのだ。

 

「こいつ、オレについて来やがるのか・・・」みたいなマキバオー的な展開になったのだが、話はラムである。あとマキバオーがなんなのかしらん。

 

その後は、確実に食べ方を分かっていない僕の目の前で鍋にわたあめを放り、ドヤ顔を見せつけられるという恥辱を受けた。

 

 そもそも鍋にわたあめを入れるというのは消費者を馬鹿にしている。

自由すぎる発想である。常識を疑いすぎである。

こんなもん、”アホな中学生がふざけて鍋にお菓子を投入したのがこの食べ方の起源”だと思う。食べ物で遊ばないでほしい。工事現場とかで遊べ。

  

 今回の鍋は、”自由に自分の食べたいものを投入する方式”(アフリカンスタイル)である。

普段の僕は、”適当に入るだけ入れて、いい感じの時に取り出してまたすぐに投入方式”(ネイティブアフリカンスタイル)を採用している。

 

この効率化の時代に沿っている。時代の寵児といえよう。

 

なんでも、相手は野菜も食べたいという変わった価値観の持ち主なので、開幕ベジタブルを行う。

するとどうだろうか、なんとも治安のよい鍋になった。ぜんぜんおいしくなさそうである。一刻も早めに肉を投入すべき案件である。

 

肉が解禁されてからはは黙々と食べ続ける。

 

しかしそこで一つ大きな問題が発生する。

 

そう、肉を鍋に浸しながら、食事かつ会話など、あまりにも高度な活動であるのだ。

 

そんなレベルの高いことできるわけないのである。普通そうだろ。

 

ギャルの生態が童貞の僕にはつかみかねるので。手探りで無難にいくも、普通に生態はつかみかねる。

笑いのツボもよくわからないし、笑うと「ウケるー」とかまじで言うし、しまいには”知的〇碍者”みたいな危険なワードも出てくるのだ。

こんな口の悪いやつは初めてである。前科ありそう。

ただそんな彼女であるが、好きになる理由はある。

 

おっぺえがいい感じででかいのだ

 

これはもうつかみかねるだろ(⁉)

 

ということで、自分の好きなステージに持ち込むことにした。

そう、社会への不平不満である。

 

特にたいした被害もないのに社会への不平不満を語らせたら俺の右に出るものは、まあいるけどそこまでは多くないと感じているのだ。

そういったスタンスでやらせていただいております、なのだ。

 

下記にその不満の一部を抜粋したので必要ないけど一応記す。

 

セブンイレブンは洗脳している

セブンイレブンに入るたびに、「ずっとゆめ~を見て~」と流れる。

”あのせいで失った命とかもたぶんある”、的なぼんやりした話題を提供したら、相手もぼんやりしていた。そりゃそうだ。

 

②きつね色という表現

端的にわかりにくい。

「俺は都会育ちの現代人だからきつねなんか知らない、義務教育できつね関連の授業をすべき。つーかそもそもどのジャンルのきつねだよ、仮に北欧の方の…とか言われてもきつねに詳しくねえから。普通にみんなが思ってるよりやや黄色がかった茶色とか言えよ。」と言ったけど、怖くて相手の表情を確認できなかった。

 

③音楽聞くやつは危機管理が足りない

街中でイヤホンで音楽を聴いているやつは隙だらけ。

「俺なんかイヤホン使わないから急に手裏剣が飛んできても大丈夫だよ。イヤホンで音楽聞いているやつは後ろからワニが来た瞬間多分食べられちゃうもん。俺はワニがきてもすぐにシュッてできる。」

これはさすがに笑ってた。

 

といった感じでまったく手ごたえもなく食事がおいしかった。

たぶん物凄いスランプだったんだと思う。羊の肉には魔物が住んでいる。

これはもう保健所に連絡するしかない。俺には権利があるのだ。

 

終了後に、これでもかというくらいの基礎的な社交辞令をして、無事に一つの愛が終了した

 

<翌日>

 

前日の手応えとは裏腹にラインが来たので、

「これは・・・フフフ」なんて思ったりした。

 

しかし何のことはない、

”ゲームでムカついてコントローラーを投げたら、近隣住民から苦情が来た”という話を、わざわざ手紙の写真付きで連絡をくれた。

 

わざわざ用事もないのに連絡をしてくるなんて、「もしかして俺に気があるのか、かわいいやつめ」、なんて勘違いしたけどマジで勘違いだった。

 

そんなことよりも社会に適合してないやつと食事してしまったという、

”犯罪者とわんぱく行為に及んだ波多野結衣”みたいなテンションになった。

 

 

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反省してないし前科ほんとにありそう

 

<結果>

 

ギャルだってコントローラーくらい投げる。

もうボードゲームなんてしないなんていわないよ絶対

先日インターネットで募集していた、ボードゲームサークルなるものに参加してきた。

 

その日は仕事で間に合いそうもなかったので、お客さんと会うと言って会社を早目に切り上げた。 

もちろん、ただの事務員の僕にお客さんがいるはずもない。

絶対にサボりだとバレてはいたが、それはまた別のお話しである。

 

【当日】

11/15(金)、時は来たれり。

19時半開催であるが、普通に20時に着いた。

そう、迷ったからである。仕方がない。

 

到着後、周りを見渡すと陰の者が放つ独特の雰囲気に圧倒された。

本来陰キャであるこの俺が中庸であるかと錯覚するほどに陰なのだ。

たしかに、ボードゲームをやっている人の大半は学生時代に図書室が好きだったはずである。そういう彼らの集まりなので、非常に苦戦を強いられることをすぐに察することができた。

 

まず、席に着くや否や自己紹介的なことをやらされた。

主催者のメガネから、『名前、出身地、意気込み』を言うよう命じられたので、

ドミニカ共和国からきました・・・あっ、間違えました神奈川県出身です。

といったうっかりミスをしたところ、意外にもどーんとウケた。

 

―逆に困惑した。

 

もう何も信じられないのだ。

彼らに気を遣った愛想笑いができるはずもないのだ。

 人づきあいと自己主張が苦手な彼らである。

何が面白くて何がつまらないのか、心の琴線に触れることができる何かを探るのは非常に困難である。

本物のドミニカ人を見たら大爆笑でもするというのだろうか、僕は彼らに受け入れられたということなのであろうか。

僕のホームはここなのであろうか、否・・・(マジでいやです)

 

ということで、早速ゲームが始まることになった。

基本的に僕の知能レベルは小学校低学年レベルの水準である。

しかし、意外にもゲームの趣旨をつかむのは割とうまい方である。

ただ、本当に弁解の余地がないほどのアホなのである。

 

最初のゲームは、心理戦的なやつである。

少し複雑なダウトみたいなゲームである。(ルール割愛)

 

序盤から、周囲を混乱させることを言いまくりゲームを楽しんでいたら、

自分の席の周りの人間がどんどん落ちまくり、ライフがマックスの状態でサークルの主催者の人と一騎打ちになった。

後先考えずに楽しんだ結果がこれである。バカである。

 

しょうがないので、自殺して主催者の人に勝利を譲ることにした。

正直、それはそれでムカついた。

でもまあ大逆転勝利みたいな感じで盛り上がっていたので良しとしよう。

変な話、主催者の人はなんとなく僕の意図に気づいていて、若干気まずかった。

 

と、まあこんな感じで基本的には全部2位を狙うという吉良イズムを駆使し、全部2位という、※俺だけが知っている金メダル(?)みたいな感じで二時間を終えることができた。

※ただの二位では俺のプライドが許されないのだが、マジで2位になったこともあったのは内緒。

 

その後は、食事に行ってなんかくそつまんない身の上話を聞いたり、チャーハンを食べたりして過ごした。

 

恐らくもう多分行かないと思うし、ここにはかわいい人は来ないと思う。

なんならチャーハンが一番好きである。

 

【学んだこと】

・空気感さえ間違わなければ、突拍子もないものをブチ込んでもいい

・かわいい子が来るとか面白い人が来るとか期待しない方がいい

ボードゲーム自体はわりと楽しい

・とても友達が出来るような環境ではなかった(最低でも一回行っただけでは難しいかも)

 

⇒初対面の人と話す練習がしたい、とかボードゲームをやってみたい、なんて人にはいいかもしれない。

 

もう一回言うけど俺はもう行かない。

 

【結果】

今ドミニカが陰気な人間の間で流行ってるくさい。

 

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たしかになんか笑えるかも・・・



メシアなんていない

【前回のあらすじ】

 

 10月27日、山下公園の変にて心をブチ折られた俺。

何をするにも煮え切らないような状態である。

そもそもが煮え切らない人間という意見もあるが、そこには耳を向けないことにした。そうした。

 ということで、誰か僕を助けてほしいのだ。というか僕と遊んでほしいのだ。

誘い文句はなんだっていい、僕に考える時間とかを与えない程度にガンガン誘って欲しい。

 

【ダメージソース】

ふとした瞬間に思い出してダメージがあるのだ。

季節の匂い、食べ物の味、湿った空気、思い出す要因がありすぎて困るのだ。

記憶力には自信がない方であるが、なぜかそういったことは鮮明に覚えている自分が憎い。

・・・と、まあ正直10日間程経った今はそこまでのダメージはないのであるが、焦燥感(このままでは孤独死)を感じている。

普段から適当でその場しのぎをで生きてきた僕にとってなかなかの心境の変化である。

つまりは余裕がないのだ。

 

 そういった僕を救いたい君も、最近僕が足りてねぇなあと感じている君も、

遠慮せず僕を誘ってほしい。

―そう、メシアは画面の前のあなたなのだから・・・・

 

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今ならディアンケトでもイケる

 

と、まあそんなこんなで、11/3、日曜のことである。

 

以前より、白倉とともに街コンに行く約束をしていたのだが、予定が合わず参加できなかった。ということで、そこでのやり取りをここに記したい。

 

白倉「日曜なら空いているよー」

ぼく「ごめん、その日日程あわないわ」

白倉「そうなんだ・・・リスケする?」

ぼく「そうしてくれると助かる。また今度にしてくれや~」

 

~次の日(当日)~

『白倉さんからチケットが届いています』という絶望的なテキストが携帯にアナウンスされた。

なんでこいつは勝手に予約してるのか、今日無理って言ったじゃん、だとか

色々と言いたいことはあるのだが、1つ確実に言えることがある。

・・・こいつ、発達ちゃんか?

 

当日、仕事の関係で駅に18時40分頃に着く予定と言っていたのにもかかわらず、18時25分に駅に着くからと謎の宣言をされた。

 

いや、普通に40分に来いよ。俺が急がなきゃならないじゃねぇか。

 

しかし彼の奇行はそれだけでは止まらない・・・

 

遅いから駅から離れたドンキの前で待つわ、とか言い出した。

別にどこで待っても変わらないだろうに、なぜ彼はあえて人通りの多いドンキを選択したのだろうか。というか俺が遅くなるのは事前に伝えていたはずなのだが。

 

そもそも別の友人と約束していたのにお前のせいで断ったんだぞ。

ふざけんな。なんでお前に合せないといけないんだよ。

エエコラ!これでうまくいかなかったら肛門にフリスク入れろよな!! 

 

【会場に到着】 

 

現地に到着。

予約をした白倉が受付を行う手順なのであるが、なぜか彼はかなり手間取っていた。

こんなに何もできないやつは自分以来である。というか「俺の方が普通にこなせる」と確信した。

といった具合に失恋により失った自信を回復できた。

でも感謝はしない、なぜならムカついたから。

 

席に着く。

白倉はものすごく緊張しており相手方も無口だったので、軽く話しかけてみる。

すると女の子の表情も徐々に明るくなり、普通に会話も弾むようになった。

しかし、白倉は以前無口のままでこいつなんなんだろうと思った。

 

途中盛り上がってきたので、白倉にツッコミのチャンスを与える意味も含め鋭利なボケをかましてみる。

すると、「そういうこというの失礼だろ」、みたいなマジトーンでダメ出ししてきて、なぜか俺が悪者になった。ツッコミがないとただ俺が失礼なやつで終わるのである。

 

 

【今回の街コンの評価】

まあ結論で言えば、本当に最悪であった。

基本だんまりのくせに、声を発したと思ったら妙なことを口走る。

俺の作った雰囲気とか勢いを完全に殺しに来るのだ。

正直、彼には絶望したしお金を返してほしいとまで思わせた。

下記に例を記す。

 

・自己紹介の際に相手の名前の漢字を知りたがる。

 

ボケかと思ってツッコんだら本当に頑なに知りたがるので戦慄した。

また、自分の名前の漢字もご丁寧に説明し、自己紹介でだいぶ時間を使ってた。

本当になんかもう、・・・怖かった。

お金を払って恐怖を植え付けられた。

 

・ツッコミでなくマジダメ出し

空気が温まったところでテクニカルなボケをかますと、なぜか彼はダメ出しをしてきた。

普通にツッコめばわかりやすくウケる場面でそれをしてくるあたり、僕のことが嫌いなのでは、と勘繰ってしまうほどである。

僕が一人暴走して変なことを口走ったみたいな雰囲気になるため、僕の心証を悪くさせるには十分である。ちなみに白倉も若干引かれてた。

普通にムカついた。ストレスが溜まった。

 

・必殺技つぶし

僕の中で鉄板となっている技、《僕等に特に興味ない感じですか》をつぶされたのだ。

前述のように、ダメ出しをしてくるので、本鉄板技をした時につぶされてしまい、次回以降にトラウマになり使いにくくなっているのだ。

俗にいう街コンイップスというやつである。何してくれてんねん。

まさか自信のとスキルを喪失するとは思わなんだ。

 

《僕等に特に興味ない感じですか》 ※著作権フリー

僕らがたくさん話をしているのにもかかわらず、相手から質問がないときに使用する鉄板技。

そもそもはお互いに沈黙してしまった時に使用しており、康太とコンビの時はそんな事態もないのだが、今回は白倉がトークの勢いを急停止させるので満を持して使用。

この技で外したことは一度もないし、タイミングも見誤ったことはなかったのだが、白倉の潰しにより状況は一変、病院の待合室にヤバいやつが入ってきた時みたいな雰囲気になった。

本当にヤバいのは白倉なのに俺がヤバいやつみたいになる。社会は不条理である。

ちなみに、「あれっすか、僕等に興味ない感じですか?」とにやけ顔でやるとウケる。

ヘラヘラしている人がやらないと失礼に当たるから注意。

 

・腐れ縁

 

「お二人はどういった関係ですか」、との質問に対し、彼は「腐れ縁」と答えた。

続柄を聞いているのであって、関係の性質を聞いているのではない。

それだけは確かなことである。

しかもたちが悪いことに、その一言を答えるために2分くらい時間を使うのだ。

10秒でパッと答えて相手に話を振るのがセオリーだと認識していたはずだが、

彼はこの場を情熱大陸だと勘違いしているのだろうか。

また、普通に腐れ縁とかサムいことと言わないでほしいし、そこまでえにしを感じていない。

 

・金返せよ

 

彼は普通に相手と話している最中に、「金返せよ」と言ってきた。

僕らが話を盛り上がっている最中の出来事である。

その時、僕とパートナーを組んでいたのは知らない男性であり、知らない人にも迷惑をかけてきたのだ。

女の子と話している最中にいきなり話をぶった切って急に乱入してくるのも解せないし、「金返せ」という誰しもが不快になるワードをブチ込んでくるのも狂気である。

そもそも、当日に勝手に予約しといたくせにお金をおろす暇なんてなかったし、終了後にお金は払うからと言ってたし、彼も女の子と話している最中だし、彼はなぜこのタイミングで急にお金が欲しくなってしまったのろうか。

もちろん、僕の印象は最悪であり、「早くお金返してあげなよー」的なことを言われ、

完全に冤罪で嫌われることになった。

 

―人間は地球の癌である。

短時間でそう思わせるには十分な出来事である。

人を信じる心を失ったと思う。

 

前述のとおり、白倉とのコンビがヤバいことを悟ったので、知らない男性と急遽コンビを組むに至ったのだが、その方がマジで全然円滑にことが進むのでものすごく楽だった。白倉が狂気を孕んでいるのもあるが、その男性が有能であったのもでかい。

 

ということで、チェンジして二席くらいはこなしたが、普通に相手が化け物であったので全然テンションが上がらず連絡先の交換もしなかった。

というか、わざわざ白倉から離れたのに「金返せよ」と声をかけてきたのはなぜなのだろうか。もう誰も信じない。

 

【終了後】

 

終了後、僕とパートナーを組んだ人と、その友達と仲良くなった。※俺が

腹ごしらえを兼ねて二次会をすることになった。

みんなが女性陣と一緒に二次会に行く中、僕ら4人は男同士で二次会をする。

格差社会である。資本主義の経済の縮図である。

 

<スペック>

期間工:なんか期間工みたいな顔をしている32歳、普通にいい人

ゴーレム:大きくて力持ちの32歳、気弱な大男

ボク:チビ、バカ、クズの3冠王

白倉:多分8冠王くらいはある

 

二次会では、年下の僕としては何としてでもおごってもらいたいので、二人の男を誉めちぎる。

その際、白倉が何も機能していなかったが構わず太鼓持ちを続ける。

これが《逆マウント》と呼ばれる僕の必殺技である。

 

《逆マウント》

誰かの上に立ちたい、マウントに立つことが偉い、そんな価値観の横行する世の中、あえて時代とは逆行し、自分を下に見せる奥義。

自分が下に立つことで、誰かしらが面倒を見てくれたり、支払いをしてくれたりするので割と便利である。

誰かの積み上げてきたものの上にただ乗りすることになるので、「なんかほんと悪いっすね感」を出すのがコツ。

普通に周囲からの評価は落ちるので諸刃の剣ではある。

 

ということで、僕が話の中心になり、期間工とゴーレムのコンビの話をガンガン広げることに成功する。

話を広げるのは一次会ですべきことであり、なぜ今頑張っているのかは全く分からないが、何かを頑張る姿は美しいのだ。貴いのだ。

というか一次会は散々だったのだ。つまらなかったし。

 

まあ話した内容は覚えていないけど、ゴーレムが俺に友情を感じていることは何となく覚えている。

 

白倉はその後も4人の共有ラインをつくりだし、なんか俺に企画しろだのなんだの言って最後まで空気の読めないやつで終わった。

肛門フリスクは必然である…

 

つらいときにつらいことは重なるものである。

 

【結果】

白倉は奪うだけ奪って去っていく

ある男の軌跡⑤ ~終幕~

【前回のあらすじ】

街コンで会ったゆうなさんと中華街に行くことになった。

1回目は食事、二回目は水族館と順調にルートをたどっていくも、恋愛感情が芽生えているのだろうか。甚だ疑問である。

さて、3回目のデートの行方は・・・レボリューション!!!

  

10/27、ゆうなさんとはお昼からみなとみらいで遊ぶ約束をしていたのだ。

実はこの日、ひそかに思いの丈を伝えようと計画していた。

 

しかし、当日の5日前頃、実験が入ってしまったので18時からになってしまうとの連絡が入る。この世から実験がなくなればいいと思った。そしてブラックでんじろう先生が性犯罪で捕まればいいと思った。

 

ということで、10/27は中華街で夜ごはんを食べることになった。

中華街の食事デートで、どうやって告白するのかという不安はあったが、キメキメで行くのは自分らしくないのでその場で考えることにした。

というかどうしていいのかわからなかったからです(威圧)

 

【当日】

 

待ち合わせ時間の少し前に到着した彼女は、スタッツ(?)が入った帽子をかぶっており、さながらファッションリーダーであった。

一方サブリーダーの僕はよれよれのパーカーで挑む。逆に男らしい。

スタッツのことを鋲(びょう)と呼んでいたのを馬鹿にされたのは今でも不本意である。

 

最初の5分は例のごとく緊張してしまったが、その後はいい感じに会話も弾みリラックスモードに入れた。5個下の女の子相手に緊張する辺りが器の大きさを感じさせる。

 

中華街では、どの店にするかを決めるのに迷い、お互いに全部同じ店に見えるという結論に達したので営業熱心な丸顔の客引きがいる店に入った。

この時、「丸顔が三人そろったね」って言おうと思ったが、客引きをボクとゆうなさんの仲に入れたくなかったので言うのをやめた。

これも器の大きさをうかがわせる。

 

お店は食べ放題のシステムで、なんだかいろいろ注文してボクがたくさん食べるという悲しすぎる流れが出来上がる。あんまりおいしくなかったのも今となってはいい思い出である。多分もう行かない。

 

会話に関して言及すると、前回できなかった恋愛話にも踏み込めた。

自然な流れでうまいことできたので非常に好評価である。

なぜ出会い系ではスムーズにできるのに、好きになるとこうもうまく言えないのだろうか。下手な童貞より童貞である。

 

★自然流れでの恋愛話★

 

ぼく「どんな人が好きなの」

ゆうな「うーん、むずかしいなあ」

ぼく「じゃあ昔付き合ってた人はどんなひと」

 

みたいな感じでスムーズにいけた。

 

会話の流れでお互いの恋愛遍歴も軽く話せた。

その際、そういう話にいきなりぶち込むのではなく、※きょうことの食事で恋愛の話になったと話すことでスムーズに移行できた。

有難うきょうこ。7,000円も食いやがって。高すぎる出費に感謝である。

※浅ましく粗暴な人間

 

ということで、18時20分くらいから20時半くらいまで2時間ほど食事を楽しみ、店員が僕らに帰ってほしいという顔をしていたので解散した。

 

店を出た後、ゆうなさんが「散歩しませんか」と言い出した。

「おっ、ツイてる」と思った。

告白チャンスが出来るかもしれないのだ。

「向こうも期待してるんとちゃうの?」とさえ思った。

 

ゆうなさんはちょうど山下公園の方に歩き出したので、どちらともなく山下公園を通ることになった。

正直、これイケるだろと確信に変わった。

 

―ここで決めるしかないのだ。

 

 山下公園には氷川丸という名の大きな船があって、それを見た瞬間、お互いにその感想を同時に発した。(なんていったのか忘れたけど)

「あ、これいけるな・・・」と心臓が高鳴った。

 同じタイミングで同じことを考える、これは気が合う証拠である。そうに決まってる。

 

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僕らを見守ってくれてるねb

 

ゆうなさんが船の写真を撮り終わり、外国人がラッパ的なやつを吹き終わり、ほどよい静寂が流れた。

わざとらしいくらいのチャンスに乗じて、「ごめん、一つ言ってもいい」と声をかける。

相手は「なに?」と振り向いたが、少し間をおいて「なんでもない」と言ってしまう。

俺はこんなに憶病なのかと絶望した。

空港の麻薬捜査犬にお菓子をあげようとしたあのころの俺はいないのだ。

 

少し歩いて海を眺めると、それにつられて相手も海を眺め始めた。

二人とも手すりにつかまり、身を乗り出しながら海を眺めている。

二人とも海を見ているので目を合わせる必要がない状況である。

 

「付き合ってほしいです。」

「今ですか」

 

なんか笑ってた。

色々と悟った。

 

「―ちょっとあそこに座りませんか」

 

この展開は悲しくなるやつだ。これも悟った。

氷川丸がその様子をじっと見ていると思うと、情けなくなった。

 

ゆうなさんから聞いたことをざらっとまとめると、

・好きな先輩がいる

・その人には彼女がいる

・その人を忘れるために街コンに行った

・僕のことは好きではあるが(マジだよ)、どうしても妥協して付き合うことになる

・以前も妥協して付き合ったことあるけど、辛い思いをして二週間で別れた

 

結論、余裕でフラれた・・・

俺は妥協すらしてもらえないのだ。

 

どうやらゆうなさんは、研究室の先輩が好きだった。

その思いを忘れたい、そのために街コンに参加した。

そしてその場で出会ったちょうどいいモンキー(僕)とデートを重ねるも、

先輩への思いは募るばかり・・・

 

要するに俺は先輩への生贄にささげられたのだ。

つーかそもそも先輩とか言ってるけど俺の方が年上だからな。

他のすべてでは負けてても年齢では勝てるんだぞ。

若干早く世に出てきたからな。

ちくせう!!!!!!!!!!

 

ふぅ、もうこの件はこれ以上言わない。そんで考えない。

考えても無駄だし、なんだか面倒なのだ。

 

と、まあ上記の旨を泣きながら語ってくれた。

普段の俺なら「なんやこいつ」と思うところであるが、惚れた弱みである。

感傷的な雰囲気をどうにか変えたいと思い、「山下公園、今いいところだから園内アナウンス辞めてくれない」みたいな悲壮感あふるるツッコミをした。

 

ものすごく情けない。この場において俺より情けない人間はいなかったと思う。

相手に気を遣って気にしてないアピールをするのが限界だった。

そしてゆうなさんもそれに気が付いていたのでより情けなかった。

氷川丸も僕を見下していたと思う。

 

このシリアスでロマンチックな雰囲気に、「いつもとは全然違うね」と言われたときはさすがに、「こいつぶん殴ったろうかな」という気持ちになった。

しかしゆうなさんは目に涙を溜めていたので、バイオレンスな展開には持っていけなかった。というかその時は、「俺の方が泣きたいんだよなぁ」とだいぶ冷静だったと思う。

正直言って、好きな人にフラれることよりも、好きな人が悲しんでいる姿の方が辛かったのだ。

・・・などと考えて、「俺結構かっこいいこと考えるようになったな」とか変なテンションだった。

 

―だいたいそんな感じである。

 

その後、ゆうなさんは泣きながら「今までで一番男らしくてかっこよかったよ」と俺に伝えてきた。

殺される寸前に、「俺をここまで追い込んだのはお前がはじめてだ」的なことを言われてる気分を味わった。

嘘です、普通に悲しかった。

いい思い出になってしまうからそういうことを言わないでほしい。

優しさとは時に残酷なものである。人は愛ゆえに悲しみ、涙するのだ。

せめてこめかみに合わせた的確なフックでもしてくれたら気が楽なのに。

 

30分ほどベンチで座ってたので、人体に影響が出るほど体は冷え込んでいた。

結果は変わらないことを知っているからか、このまま一緒にいるのはお互いによくないことを知っているからか、どちらともなく、「歩こうか」と言って歩き出した。

そんな部分も気が合うのが悔しい。

 

ゆうなさんがトイレに行きたいとか言ってたので、「泣いてるのかな」とか思ってたら、思ったより時間をかけて出てきたので、もしかしたら用を足していたのかもしれない。そんなことを思っていました。(フジファブリック風)

 

ここから横浜駅まで30分ほど歩くことになるので、気まずい思いとか罪悪感を感じさせてはならないと思って、「ここで告ってたら実はイケてたべ?」みたいな地獄のようなギャグをしながら二人で帰った。

相手はどんな気持ちだったんだろうな。

 

お互いに、二人で一緒に入れてこんなに楽しいことはないという話をして、あえて青信号を渡らないで待ったりした。そんな感じでゆっくり帰る僕は、なんだかものすごくみじめで、安いドラマみたいだな、とか思ったりもした。

 

帰り道は先輩のこと、これから1年半先輩と同じ研究室ということ、自分の身勝手な気まぐれで俺に迷惑をかけたこと等、色々話てくれて勝手にすっきりされた。

 

別れ際、ゆうなさんが駅の改札を出たあとも、ずっと後姿を見てたらゆうなさんもこっちを振り返って笑顔で手を振ってくれた。

 

こんなもんもう好きになるだろうが・・・・

 

まあこの件で感じたことは、

冷徹人間と呼ばれた僕にも赤い血が通っていることが判明したし、俺意外といいやつだな、ってちょっと自分が好きになれた。

結局自分本位な感想ではあるが、俺は確実にいい男になったのだ。

シャンクスも男はそうやって強くなるって言ってたのだ。

 

今後、ゆうなさんとは会うことはないだろうけど、僕は彼女の幸せを応援するのだ。

そして先輩には不慮の事故にあって非業の死を遂げてほしい。

欲を言えば病気の野良犬に食べられて欲しい。しかも若干残してほしい。

 

結果

先輩にはかてないよぉ~

 

 

後日

10/28、フラれた次の日の出来事である。

会社の人が何かを察したのか、俺を飲みに連れてってくれた。

優しさが逆に辛い。そんな27歳の秋の出来事である。

 

僕の今後

・俺がフラれようがどうなろうが日々は動いているし雲も流れている

・悲しい気持ちはあるだろうけど、男の子は立ち上がらねばならない

エネルギー保存の法則により、この失恋エネルギーを何に代わるのか楽しみである

・失恋は人を成長させるのだ(シャンクスが俺のこといい男になったって言ってたよな)

おれ、ちょっとかっこいいのである

 

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シャンクスいなかったら自害してるかも☆

 

ある男の軌跡④ ~失意編~

 <前回のあらすじ>

街コンで会ったゆうなさんと新江ノ島水族館に行くことになった。

この2回目のデートを非常に重要であり、次につなぐ重要なデートになると予想されるのだ。この愛のリレーを紡ぐのは俺なのだ(意味不明)

 

 

10/14、異例の超大型台風の二日後のことである。

天候は非常に悪いが、約束通り江ノ島水族館にいくことになった。

 

今回のデートは、お昼から丸一日一緒にいることになるので、お互いの相性を計る重要な機会となるのである。

 

また、なによりも三回目(告白)につなげるステップであるので、ここで今後の行く末が決まると言っても過言ではない。

一回目のときも同じようなことを言っていた気がするが過言ではない。

 

【今回の目標】

・手をつなぐ

・呼び捨て

・恋愛観(昔の彼氏など)の話をする

・前回無理やり気味に解散したことを謝る

 

【当日】

 

片瀬江ノ島駅に12時待ちあわせである。

とりあえず待ち合わせ場所には時間ピッタリに到着するも、相手は遅延の為2,3分遅れることを連絡してきた。電車が悪い、ゆうなさんは悪くない。電車、しっかりしやがれ。

 

その間暇なのでひたすら手を洗っていたら、外が非常に寒いこともあり手が死人みたいになった。ファスナーを閉められないくらい寒かったので、最悪パンツが見えててもいいかくらいのおかしなテンションになった。

 

ということで無事待ち合わせが成功する。

 

食事をどこで食べるのかという話になり、僕の顔色が死を連想させるほどの白さだったので、 ゆうなさんが以前食べたことのある店を速攻で案内してくれた。

あと5分遅かったら命があったかは保証できない。ありがとう。 

 

【食事】

 

食事中も全然恋愛観の話は出ないし、それどころか普通先日の台風の話題が出るようなところでもそれすら出ない。全部知的レベルの低そうな話で終わった。

 というか知的レベルが低いのだと思う。

正直ゆうなさんは結構いいところの大学で、大学院まで進む気なのでかなり頭がいい気がするが、僕は結構どうしようもない会社でダラダラしているので実質会社に生かされていると言えよう。

 

【江の島観光】

 その後、せっかく江の島に来たから少し観光していこう、ということになり、

ゆうなさんは商店街的なところでガチャガチャをやったり、そのガチャガチャのカプセルをうまく割れずにひびが入ったりした。

 そんなゆうなさんを見て、「か、可憐だ・・・」とか思ったりした。

完全にバカである。

 

なんか商店街の際奥に神社があるが、その神社は寒いし階段長いしあんまりおもしろく

なさそうということで行かずに終わった。つーか寒かった。

 

 

【いざ、水族館】

 

まずはチケットを購入する。

ゆうなさんのチケットはイルカさんのかわいい写真なのに対し、僕のは、なんか飼育員さんが写ってる多分一番ダサい写真であった。

すかさず、「交換しよう」って言ったらものすごく嫌がられた。

それくらいはずれのチケットなのだ。

 

水族館は普通にめっちゃ興奮した。

久しぶりに水族館に行ったのもあるが、実は僕が水族館好きなのだ。

なんなら水族館側も僕に気があると思う。

 

水族館では特に問題はなかったが、途中で小さい子供にガンガンぶつかられたり、子供に、「え~何言ってるのー?」的な発言をされたり、魚を触った汚い手の匂いをかがされたりとストレスが溜まった。ゆうなさんがいなかったら服とか破いてたと思う。

 

また、ゆうなさんにも、「タッチコーナーあるよ」と言われ、「絶対に触りたくない」と言ってるのにもかかわらず、サメの卵を触らされた。

本当に触りたくなかったんだ。ヌルヌルしててセクシーだった。

 

また、ゆうなさんが途中ででかいタコを見た時に、「捌いてみたい」とか言い出した時は耳を疑った。大学生といえどもまだまだキッズなのだろうか・・・

 

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ちょっと捌きたくなる気持ちはわかる

 

16時頃から始まるイルカショーを見た。

ショーの前にアイスを買って、ショーの前に二人ともアイスを食べ終えた。

ゆうなさんは大食いなのだ。糖尿病にならないでほしい。

 

 

イルカショーでは二人とも「オー」とか、「WOW]とか声を上げて、物凄い興奮してテンションが上がった。

そしてそのテンションのせいでアイスの汁を自分の足に飛ばしてテンションが下がった。

ショーが終わると、ゆうなさんがトイレに行きたいとの事なので、待っている間にイルカが泳いでいた何も入っていない水槽を真顔で眺めていた。

その写真を撮られ、「背中さびしそっ」って言われた。

 

最後にカピバラを見てちょうど17時なので水族館を後にする。

カピバラも僕のことを応援していたと思う。 

 

水族館の真横が海なので、海を見ながらいろんな話をするも、全然恋愛の話は出来なかった。海を眺めていろいろ語ったこのことは、たぶん結構な思い出になるだろうな、とか思たけど、普通に何も覚えていない。

「わたしのバイト先がここから見えるよー」的な話はした気がする。マジで覚えてない。 

 

 最後に駅の近くのレストランで食事をすることになり、その場でも、「江の島はアメリカンだ」、とか「自由の国江の島」、だとか「アメリカ人ってほくろあるのかな」とか意味不明の会話をして終わってしまった。

 

二人ともクタクタだったので、19時に解散した。

 

帰りの電車では、少ない時間の中で、好きな人の話に持っていこうと奔走した。

まずは好きな芸能人を聞いたのだが、ちょうどその時電車が急ブレーキをして、

その衝撃にすべてを持ってかれた。僕の話題提供力では急ブレーキにかき消されるのがオチなのだ。

 

結局、手もつないでないし、呼び捨てもできない。

恋愛観の話もまったくできていないので、多分これは結構な失敗だったんじゃないかと思う。俺は康太を裏切り、カピバラの期待にもこたえることが出来なかった。

  

【採点】

①手をつなぐ⇒普通につないでない 0点/25点

②呼び捨て⇒普通にできなかった。 0点/25点

③恋愛観(昔の彼氏など)の話をする⇒急ブレーキのせいだろ・・・ 5点/25点

④前回無理やり気味に解散したことを謝る⇒前回の話は露ほどもしてない 0点/25点

・次の約束を取り付ける⇒また忘れた 0点/10点

総合⇒5点/100点

 

今回のデートは、相手を楽しませることはできた。しかし、仲のいい友達みたいな感じになってしまうことが懸念される。というかマジでなりつつある。

恋心に急ブレーキなどいらないのだ。

 

もう完全にこれはだめだと思う。

気が合うし、話も合うし、楽しいし・・・、ただそれだけなのである。

彼氏である必要性がないのだ。

友達として付き合うのでも何も問題もないのだ。

後の祭りである。カラオケで「まつりのあと」を絶対に歌うのである。

 

 

【結果】

さみしい背中の写真はなんか保存した

ある男の軌跡外伝 ~謀略編~

<前回のあらすじ>

街コンで会ったゆうなさんともんじゃ焼きに行き、楽しい雰囲気で終えることができた。

しかし、次の約束を取り付けるのをすっかり忘れていたため、どう誘うかを攻めあぐねているのである。ふつうにばかである。

 

そんな時、一つひらめいたのだ。

ただ一人、俺には女友達がいたのだ。

ゆうなさんより1歳上の娘である。たった一人の女友達として俺のもとに存在している。

名前はきょうこ。もう本当にこいつはいろいろとダメなやつである。

 

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悪びれなくもなく転載

ひらめいてからは早かった。

ぼく「きょうこー!相談乗れよー!若い子をデートに誘いたいんだよー」」

 

きょうこ「まかせなさい!!」

 

ということで、きょうこの作戦は、おごりということを意識させ、かつ軽い感じで誘うのがいいとの事であった。

 

結果、デートにこぎつけることに成功する。

正直、きょうこの返信が遅すぎたので普通に自力で誘って自力でこぎつけた。

きょうこは何もしていないのだ。

そもそもこいつはマルチにひっかかりそうになったほどのアホ女である。

こいつにできることで俺にできないことはそうないだろう。

 

しかし、テンションの上がった俺は、きょうこに対し、「おごるから飯でもいこーぜー」みたいなことを言ってしまったのだ。

 

まあ確かに行けば楽しいだろうし、年の近いゆうなさんに対してのアドバイスをくれるだろうので、行く価値はあると踏んでいるのだ。

・・・と、思うしかないのだ。

 

一方きょうこはというと、おごりになった瞬間に返信がめちゃくちゃ早くなって正直くたばってほしいのだ。こいつマジなんなん。

 

約束をしてしまった手前、ドタキャンは俺の意思に反するので、食事の中で抜け出し、康太とカラオケに行く約束を取り付ける。

 

 

具体的には、19時半頃に仕事関係の電話を装った康太から電話がかかり、その電話のせいで20時には解散しないといけない、という流れである。

もちろんきょうこにも仕事の関係で20時頃に解散になる可能性が高いという旨を伝えているので、この作戦は滞りなく遂行される手筈なのだ。

 

 

【食事当日】

 

18時に池袋で待ち合わせである。

普通に10分くらい遅刻したけど、池袋駅がわかりにくいことのせいにして謝らないことに成功する。

 

なぜかきょうこ相手に最初の5分間は緊張するという、にも近い身体反応が出た。

なぜか汗だくで池袋駅を練り歩くハメになった。なぜか膝が汗だくだった。

 

【店内】

18時20分、お店は居酒屋である。

やはりきょうこ遠慮がない。ガンガンメニューを頼む。

 

俺はほっけ以外は何も頼みたくなかったのであるが、きょうこに押されて10品程度頼む羽目になった。

 

会話は俺の話かと思いきや、きょうこの転職相談である。

なぜかきょうこの相談に俺が乗る流れになった。

そもそも俺は転職したことないし、相談ごとの類は苦手である。

本当にふざけないでほしい。曇りなき眼でふざけないでほしいと思った。

 

約1時間半耐え忍ぶことにより、康太からの電話イベントが出現、きょうこに8時解散の旨を伝えることにも成功した。

 

しかしここからが悪夢であった。

8時解散のはずが、なぜかあいつマシンガントークにより8時49分にまでなる。

しかも会計は7,000円である。ほぼ一人で7,000円分も食べないでほしい。

僕はほんとに1,500円くらいしか食べてない、ゆうなさんですら二人で3,000円くらいだぞ。

 

ということで、地獄のような時間を過ごし、カラオケに向かうことになった。

 

そして次回のデートは自力で行けということなのだろうか。

何のアドバイスもないまま水族館に向かうことになる。

 

一応次回の目標は下記の通りである。

陰キャ童貞には高いハードルである。

 

【次回の目標】

①手をつなぐ

②呼び捨て

③昔の彼氏の話をする

④前回無理やり気味に解散したことを謝る