【いつかのスラムダンクのあらすじ】
地区大会のトーナメントでIH常連の強豪校海難大付属高校に敗れてしまった湘北。
全国に行くためには陵南を下して2位になる必要がある。今、全国への切符を手に入れるのは湘北と陵南、どちらになるのか。今、雌雄を決するとき・・・
sabanonuigurumi.hatenablog.com
山中湖に着いたのだ。
正式には、山中湖近くの民宿である。
ここには以前2度ほど、お世話になっており、ギブ&ギブの関係を築いている。
結局夜22時頃から16時くらいまで18時間くらいかかったのだ。死ぬかと思った。
結構アバウトな時間設定で、宿のおばさんには13日の昼から夕方くらいに着く!と言ったら納得してた。年の割に柔軟な老婆である。
出発後、特に何もないまま歩き続ける。
幸か不幸か日中はシエスタをしていたために、寝ないで歩く予定である。
一応、寝ないで歩き続けないと夕方までに到着しない予定なのだ。電車もないし仕方ないのだ。ふざけんな。
途中の山道で、7回くらい頭の中に死が反芻したが、何とかその都度楽しい事を思い出して生を保った。※楽しい事=羽賀研二の離婚
最後の20分くらいは雨が降り始め、かなり急ぎめで移動したのにもかかわらず、到着した時に門が閉まってて結局ビショビショである。しかも門を開けてからも、おばさんが色々と話しかけてきて、早くあげろと何度も思った。気分は旱害のジャックである。三大災害である。
到着し、早く眠りにつきたいところであるが、客への挨拶は怠らない。サラリーマンの鑑である。するとどうだろうか、客が気安く世間話をしてくるではないか。
こちらとしてはシャワーを浴びて睡眠なり食事なりを取りたいのだ、邪魔をするでない。ちなみにお客さんはおばさんの友達なので、あまり無下にはできない・・・
犬が服従するのだ。
特に犬に好かれやすいとか、犬に吠えられるとかはないのだが、なぜかお客さんが飼っている犬が俺の前で伏せをしたのだ。戦う前から服従、その姿は北斗の拳のあの村のアイツである。その光景が異様すぎて周囲の空気が止まった。やはりいいハンターは動物に好かれる説は本当であったのだ。いや、会社員だけども。
シャワーを浴びる。着替えは棚の中にあるから適当に取ってと言われたので、適当に取ったらなんか有料ゾーンのところから取ったらしく、あとでお金を払うよう言われた。あえてめっちゃサイズ感のおかしい服とか、汁男優御用達の愛され系白ブリーフをお借りしたのにその仕打ちはなんなのだろうか。ムカついたので、有料ゾーンと無料ゾーンの下着を全部入れ替えて無料にした。なんでそこまでして白ブリーフを選んだのかは山中湖の七不思議である。ちなみに残りの6個は考え中である。
体を綺麗にした後、今回泊まることになる部屋に案内される。部屋のグレードは当施設最低のグレードで、以前泊まった時よりも2ランクぐらい落ちている。しかも冷蔵庫が壊れているという小洒落たオプション付きである。
横浜から22時頃から歩き始め、夕方に到着した話をしたので、その話題で持ちきりだろうと思ったらそうでもなく、意外と普通に犬かわいいね~とかやってるのだ。ある程度の興味を持てという話である。
不思議なもので、5分ほど待ってると、僕も犬かわいいねえとかやっちゃう。かわいいんだもん!
とりあえず夕食をもらう。
おばさんの知り合いとなんか食べたのだ。疲れすぎて何食べたのか覚えてないが、なぜか僕の肌をめっちゃ褒めてきたのは覚えてる。そこしか褒めるとこねーのかよ、と思う反面ちょっとうれしい。でもそこしか褒めるとこねーのかな。
まあ記憶に残るような馳走を用意せいって感じである。
夕食後もほとんど記憶がないので結構すぐ寝たんだと思う。こんだけ記憶がないのは疲労か秘孔を突かれたかのどちらかしか考えられない。
…明日に続きます