【キメラアント編】 26歳とデートだからセーフだろうが・・・
【今回のテーマ】 若い娘とデート、神様マジサンキューな!
先日、若い娘と交流があり、なんやかんやでデートをすることになったのだ。
お酒を飲んだ時の僕は光GENJIである。名古屋で台湾料理屋をやっていたあいつである。
んで、誘う前にラインで少しだけ交流を図ったのだが、 返事が独特で結構こまった。
というのもなぜか武士口調なのである。というかラインのアイコンがお地蔵さんの時点で意味不明である。まあわざとということにしておこう。 そうしないと当日は疲れちゃう可能性があるのだ。
【スペック】
相手:26歳、女性、若干変人、でも結構かわいい(中の中)
僕:ブス
まあ上記のとおりほとんど同じようなスペックである。
僕はブスではあるけれども味のあるブスである。
料理で言うところのパクチーである。 人を選ぶタイプのブスである。要はブスである。
そう、パクチーは好きな人は好きなのである。
ということで、実際にはパクチーほど人気がない。
しいて言うならおっさんが一度口に入れたパクチーが妥当である。
【予定】
9/15土曜、19時で食事の約束をしている。
食事の場所は相手が決めてくれた。でかした。
そんで場所は恵比寿になった。ざけんな!割り勘必須。
ちなみに当日は仕事があるので時間も合わせてもらい、なおかつ場所も職場から近いエリアを選択してもらった経緯がある。まあでも少しくらいなら文句を言う権利もあるだろう。
で、一応店名をググってみると、全然高いお店ではなかった。よっしゃ父ちゃん今日はおごったるで!!
とまあ、一時の気の迷いから奢るという敗北宣言を行いそうになったものの 、彼女の気遣いには非常に感謝している。そう、 地球は愛によって回っているのだ。
【当日】
ギリギリまで仕事をしていたので目の周りに謎の湿疹が出ているが、まあそれ以外はおおよそ大丈夫だろうと思う。まあ、現在の体調を一言で表すと、体は完全に悲鳴を上げている。この世に愛などないのである。
ということで、予定時刻の5分前に待ち合わせ場所に到着。
サラリーマンの鑑である。5分前行動が出来るなんて立派なものである。
そしてどうか僕をどこかの会社で高待遇で雇ってほしい。こんなにも立派なのだから・・・
ちなみに、相手はそれより早めに待ってたっぽい。
でも相手がどうとかではないと思う。大事なのは、自分が5分前行動しているということだ。相手なんか関係ない。大事なのは自分である。こういう自分らしさを持たない若者が増えているのは同じ若者として嘆かわしい所存である。何早く来てんだよマジで
※というかこれに関しては俺本当に悪くないしね。
実際に対面した感想はシロアリに似ている。
白アリ対パクチーである。
こんなにも胸躍らない対決が未だかつて存在しただろうか・・・
昔ほこたてで見た、『かつおぶしVSミキサー』くらい心躍らない
今回の夕食の場所は串揚げ屋であるが、 本当は木材の方が好きなのではないだろうか・・・。串まで食べる気なのではないか・・・。彼女にとってはいわれのない不安が僕の脳裏によぎる・・・
【印象】
見た目はシロアリの中でも可愛い方だと思う。 シロアリ界での中の上、人間界での中の中である。あとよく見ると肌が若干荒れていて結構興奮した。(健全健全~)
また、 なぜだかわからないが僕のことを見ながらにやにや笑っていて結構 いやな気分になった。
僕も普段からニヤニヤしているので、 お互いに気持ち悪きことこのうえなしなのだ。
「まあでもニヤニヤって笑いみたいなもんだろ」、というラテンノリでこの場を乗り切ることを決意。ストレスはすさまじいけどね。
【会話】
レストランに着く。
内装はいい感じのところで、「もしかしたらこれイエロー(万札)行くんじゃね?」とかだいぶ不安を感じたわけであるが、メニューを確認したところ金額は全然庶民的だった。
でもよく考えたら一つ一つのメニューが吉野家の牛丼(並) と同じくらいの金額なので吉野家の良さを再認識できた。味は吉野家の1.3倍おいしい。《吉野家原理主義者》の僕にとってはこの上ないストレスなのだ。
聖書の内容を忠実に解釈し実践しようとする思想。
ここでいう聖書とは、キン肉マンのことであり、メニューは経典のことである。
イエス様は思いつかない。マリア様も思いつかない。
つーかよくバッファローマンの前で牛丼食えるよな。とんだ正義超人だな。
シロアリは席についてもなぜか僕のことを見てにやにやしている。
このままではストレスで死にやすくなっちゃうので、 直接聞いてみるのだ。
僕「なんで笑ってるんすか?」
白「いや別に、普通ですよ」
・・・・しゃらくせぇ
ボク、非常にご立腹である。
しかし裏を返せば僕の発言にすごく笑ってくれるのだ。 ※にやにやは笑いだろ
普通の話をしても笑うのでイマイチ手ごたえがつかめないが、そこは大丈夫。うん。
ということで、 何が面白いのかわからないがなんか結構ウケたのである。
でも完全なる迷子である。 というか義務教育終了時点から人生の迷子である。
まあなんかうまいこと調子はつかめなかったが、次は中華にいこうなんてお話をしてその場でお店を決めたりしたのだ。レストランで次回のお店を探すなんてタフである。
所詮シロアリみたいな畜生には人間のマナーとかそういうものがわからないのである。
ちなみに、お互いに日程が合わなかったので「来月にいこうね」 なんて最短でも3週間後くらいの予定になった。
これ完全に流れるやつだろ・・・
【会計】
今回の会計はうまくいきそうだったし、 ストレスはたまったけどよさそうな人だったので初のおごり案件で ある。
ということで、今回は東洋豪傑の会計術、《剛の会計》 を行うこととする。
《剛の会計》
おごると決めた時にズバッとおごるめっちゃいきった会計術。
古来(バブル時代)より日本の男性の支払い時に使用されたポピュラーかつ豪胆な会計術である。
本来割り勘がデフォルトであるはずなのに、なぜか男性が大目に支払うといった間違った聖書の解釈より、本会計術の価値が下がってきているが、昨今の女性の社会進出の流れによりおごることの価値が見直されてきている。
ちなみに、僕は会社では自分からお金を払ったことが一度もないことから鋼の財布を持つ男と呼ばれている。(自分自身で呼んでいる)
そんな剛に生きる僕がV6で一番好きなのは、岡田くんである 。(ひっかけ問題)
今回は会計が完全おごりだったので、大体6,000円いかないくらいの出費である。
しかしよいのだ。僕は痛くもかゆくもないのである。フフフ・・・
なぜなら、シロアリが「次回行くときは私が払いますね~」 と言っていたのだ。結局プラマイ0である。
僕は彼女に会いたい。これが恋という感情なのかしら。
※次回はおごってくれるから。
【結果】・・・だいぶ先におごってもらう約束した
【後日談】
忙しかったのでライン無視してたら僕も無視されるようになった。結局、僕がおごった3,000円分は無駄になった。ストレス溜まった。