さばのぬいぐるみの魅せる日記

サラリーマンのビタミンC的なブログだよ!抱きしめてくれ

ナツイボ

こめかみにイボができたのだ。

いや、厳密に言えばイボは昔からあり、そのイボが肥大化したのだ。

そもそも事の発端は、もう物心ついた時からこめかみにシミがあったのだが、ここ最近急に膨らんできてめっちゃキモイ。一週間くらいで、イボと言わずして、みたいな大きさのイボができた。もう誰が見てもイボである。めっちゃキモイ。

 

で、急激に大きくなったイボに恐怖を覚え、絶対に変な病気にかかったとか、アミルのせいだよ絶対、だとかそういったことを僕のコンピューターが弾き出した結果、皮膚科に行くことが決定した。もう絶対に行くのだ。

 

ということで、<地元の名前+スペース+皮膚科> でググると、それらしい病院が出てきた。HPもなんか花柄の背景でいい感じだったので、皮膚科の精霊に導かれるようにここに決定した。ちなみに一番の決め手は、予約不要ということである。

 

病院の入っているビルは、めっちゃ汚くて入口も狭い。

いかがわしいビルで、ひしひしとアウトローな臭いを感じる。

皮膚科(抜き有り)といった、素晴らしいサービスが期待できそうなのである。

 

実際は普通の病院で、全然普通にイボの治療以外に何もしてくれなさそうな内装である。というかUIは相当期待できる感じだったのに、内装は汚いし、若干薄暗いし、受付のおばさんはやる気がない。そもそも客が僕一人しかいない時点で、どうなんだよ、と思った。

 

【診断】 

いよいよ診療室に行く。

先生は、いくよくるよの本当に来そうな方みたいな顔をしており、僕にため口だし、

ボディタッチが多いし、普通にいくよくるよなんじゃないだろうか。

 

 

f:id:sabanonuigurumi:20190905202229p:plain

どっかのサイトからの無断転載

 

しかもイボを見た瞬間に先生が「うぇっ」みたいな、吐しゃ物を踏みそうになった時のような声を上げた、イライラした。

少し観察した後、「あー、イボだわ」と僕でもわかることを言い出した。病院の先生としてどうなんだと思った。

 

どうやら特段変な病気だったりはしないものの、広がったり移ったりするらしいので、早く取り除いた方がいいらしい。

これを機に、イボが欲しい人にイボを移すイボ屋さんを開業しようと思ったけど、それをすると美肌界、またイボ界の保守派からも相応な批判を受けることが予想されるのでやめておく。(書いてて全然面白くない)

 

【治療】

治療法は、「液体窒素」によるもので、液体窒素(-196度相当)を患部に押し付ける、という能力者バトルみたいな治療法である。

 

恐怖心から、顔にやるんだから温度調節はした方がいいんじゃないかとか、話を長引かせて温度を少しでもあげる作戦や、空調寒くないですか、みたいなことで時間を稼いでダメージを減らす作戦を取ろうとしたが一流の女漫才師ということもあり、一分の隙も見せず最高のテンポで押し付けてきやがった。

 押しつけながら、「子供もやっている治療法だから全然大丈夫だよ~」と煽ってきたり、「一週間空けてあと5回くらいは通院してくださいね~」みたいな後出しをしてきたりとすごく不快だった。めっちゃイボを移したくなった。

 

・・・そんなスタンドバトルのような展開の末、治療が終わった。

 

治療後は、ガーゼとか消毒とかもしてくれず何も起きずに終了。

見た目の変化で言えば、今まで無色だったイボが黒っぽく変色して、目立つようになった。よく言えば、2Pキャラみたいな感じになった。悪く言えば、人妻の乳頭みたいなカラーリングになった。

人妻も乳頭も好きなのであるが、自分の一部がそれにあたると全く興奮しない。というかむしろ嫌いになりかける。なんなら2Pキャラも嫌いになりそうである。

 

で、残り5回(推定)程病院に行くことになるのであるが、お金を払って痛い思いをしに行くのなんて完全にそっち系の店舗であり、最初にアウトローな雰囲気を感じ取った僕は正しい。僕はいつだって正しいのである。

 1週間の期間を空けて5回なので、単純計算で1ヶ月以上はかかる計算であり、ずぼらな僕のことなのでおそらく早くて3ヶ月、もしくはいかないで終わるパターンが予想できる。どちらにせよ長いこと付き合う‘‘アイボウ’’ができてしまったわけである。(いやつまんないよ)

 

【まとめ】

液体窒素は実は痛くない(痛いとか行った方がウケるべ?)

・顔の場合、1週間空けて5回くらいの通院が必要(個人差有り)

・1回では全然効果が見えない

・イボ移るんだ・・・・

 

【後日】

  普通イボがコロンと落ちた。もう病院に行かなくていいのかな、黒い芯みたいなのは残っているけど。