さばのぬいぐるみの魅せる日記

サラリーマンのビタミンC的なブログだよ!抱きしめてくれ

ある男の軌跡③ ~激動編~

【前回のあらすじ】
街コンで会ったゆうなさんともんじゃ焼きに行くことになったのだ。

 

【より前のあらすじ】
そして去年の夏に40台のおばさんと食事をして鼻に大きなできものができたのだ。
正中線上のできものは人体にとって脅威であり、健康状態の悪化が心配される。
また、その状態でパスポートの撮影に行ったので、なんか鼻にできものがある状態がデフォルトだと空港関係者に思われるのだ。美のカリスマとして由々しき事態なのである。

 

 

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人中にニキビが出来て痛かった

 

当日は18時に駅で待ち合わせしている。

現地までの道順はストリートビューを駆使して脳内に叩き込んだ。(会社で)

しかし実際に道にたどり着けるかは別の話である。センスなのだ。

そしてもんじゃもお好み焼きの作り方もわからない、その辺もセンスである。

もっと言えば相手の顔もあんまり定かではないのだ。

まあ要するに何もわからない。

 

 

【当日の目標】

①相手の話を引き出す⇒自分の話はほとんどしないで終わる

②高印象でスパッと終わる⇒2時間程度でさっと帰るのが理想(康太談)

江ノ島水族館の約束を取りつける⇒話の流れで普通にぶち込む

 

上記が恋愛王康太》の唱えた最強の理論である。

おれは康太を信じる。

 

【当日】

 

待ちあわせ場所の駅でペットボトルを飲んでいると、緑のニットを着ている女性が話しかけてきた。そう、この人がゆうなさんである。可憐である。

無防備な時に話かけないでほしい。

 

ゆうなさんとは毎日ラインをしており、そのやり取りの中でゆうなさんのランクはSSR級まで上り詰めていた。恋は盲目である。

なんなら緑のニットを着ている假屋崎省吾ですらかわいいと思える。恋は盲目である。(白目)

 

そのせいか、ものすごく緊張してしまいなぜか最初の数分間は口下手になってしまった。しかし、数分間を乗り越えれば※散歩という僕の得意分野である。

印象はぐんぐん上昇、幸先良好、株価は高騰なのだ。

※僕は散歩マスターの実績を解除している(プレステ風)

 

駅からもんじゃまでは無事、何の問題もなく到達。

正直めっちゃわかりにくかったけどストリートビューに感謝である。

怪我人も死人が出ずに済んだのはグーグルのおかげである。

 

【店内】

チェーン店なので普通にいい店である。

ハズレとかない。

 

直会話の内容は覚えていないが、

当時のメモが発見されたので恥ずかしながらここに記す。

 

 

×失敗

 

・待ちあわせ時の最初の一言

・食事のペース

・序盤の若干の緊張

・きちんと褒めてない(気持ちの悪い照れ)

・次回の約束を取り付けられなかった

・まだ食べるかをこちらから提示してあげたかった

・自分の話が多くなった

(話を振ったら自分の話ではなく、相手の話を広げる、ツッコミモードに入るようにする)

・一つの話をもっと深堀したい

・気まぐれクックなどの勉強不足

・好きな音楽とかが出てきたときに、聞いてみるねーとか言えなかった

・共感力が不足している

・「私ぜったいに営業できない」と言った時に、否定しなかった

・この前一人でマニアフェスタに行ったことばれた

 

【よかった点】

・笑いは取ることができた

・支払いがスムーズ

・話が途切れることはなかった

 

総合的な感覚で言えば、相手はものすごく喜んでいたし、楽しんでいたので成功である。

むしろ帰り際に名残惜しそうにしてたくらいなので、印象はよかったのではないだろうか。

しかし、「まだ平気だよ」的なことを言っているのに無理やり解散させたのは両論点である。

でも康太が早目に解散した方がいいと言っていたのだ。

俺は康太を信じる。康太至上主義なのだ。

 

覚えている会話と言えば、「いかって捌いた時にワイシャツの襟みたいなの出てくるけど、あれもうプラゴミで大丈夫だよね。」である。

バカ丸出しである。そしてなんか恥ずかしい。

 

また、デザートにメロンフロートを頼み、お互いにお腹いっぱいの状態で早飲みバトルを行うという凄惨な戦いを行った。

意味不明である。

 

 

【配点】

①相手の話を引き出す⇒話は聞けたけど深い話は出来なかった 15点/30点

②高印象でスパッと終わる⇒3時間半くらいいたけど名残惜しそうにしてた 25点/25点

江ノ島水族館の約束を取りつける⇒普通に忘れてた 0点/30点

でも、楽しませた。10点/10点

 

総合⇒50点/100点

総合点で見れば失敗の部類に入る点数ではあるものの、水族館の約束を忘れてただけで、他は高水準である。

点数以上に良かったと自身では思っている。

そもそも俺以外の人間が評価できないから何とも言えない。

 

 

まあ楽しかったのだ。文句は言えない。

二人で3,000円くらいだったのも好印象である。